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1年目の夏
この夏僕は朝日キャンプに入って一年目ながら全てのキャンプに参加することが出来ました。A・B・CキャンプはGS(グループスタッフ)として、海キャンプではFS(フリースタッフ)として、キャンパーや仲間のリーダーと一緒にこの夏を大いに楽しみました。
【Aキャンプ】
Aキャンプのテーマは「ホタカ原人」。あとで思い出し笑いが出来ちゃうようなキャンプをというものでしたが正にその通り。思い出すと自然と笑顔になっているような、笑い合いながら話をしているような、そんなキャンプでした。39期のもやいと共に参加した班は11〜13歳のとても元気な子たちが揃った班でした。1日目のナイトハイクは行く前から「ナイトハイク行くんだよね。」と大張り切り。2日目はみんなで力を合わせて作った焼きそばをお弁当に川遊び。冷たい水に戸惑う子もいましたが、みんなが川の流れや綺麗で冷たい水の感触とそこで食べるお弁当のおいしさを感じられたのではと思います。汗をかいた後のドラム缶風呂も気持ち良さそうでした。3日目は早起きして朝日を見た後に武尊山へハイキングに。水筒の水が無くなるのではと心配する僕らをよそに、よく歩いてよく飲んで花咲湿原までを歩き切り、湿原を見て回った後に腹ペコでおいしくお弁当を食べました。帰ってシャワーを浴びた後に食べたカキ氷にはみんな大満足。夜のキャンプファイアーに向けて幸せな休憩時間を過ごしました。キャンプファイアーも大盛り上がりで、特にO君は大好きなアブラハムでは楽しそうに笑いながら踊り回り、僕らも負けじと踊り狂いました。そんなAキャンプは本当に思い出せば笑い出してしまうような思い出いっぱいのキャンプになりました。
【Bキャンプ】
BキャンプはAキャンプからの開きも2日しかなく、スタッフにとっては体力的に1番厳しいキャンプではなかったかと思います。更にFSの人数が4人と大ピンチ。OBや事務局の助けも借りてと いった状態でした。ですがキャンパーにそんなことは関係ありません。だからこそ、とにかく僕らはキャンパーの笑顔のためにという意識が一層高まったのではないかと思います。そしてBキャンプのテーマは「キャンパーズベスト 最高の笑顔!最高の夏!!!」というもの。ここに来るべくして来たようなテーマを掲げて乗り込んだ武尊は最高のテンションをもって過ごされたのです。2度目のキャンプということもあって僕もかなり落ち着いた心持で臨むことができ、あるキャンパーと一対一の関わりになるかもしれないということだったので自分なりにハッキリとしたキャンパーとの関わりの姿勢を意識して臨みました。それは出来るだけその子のペースを護ってあげようということです。言葉にしてみれば単純なことではありますが集団で行動していくとなると中々難しいもので、ついついこちらの予定やペースに意識を持っていかれがちになります。みんなが参加するプログラムだからと参加を強いることはキャンパーズベストでしょうか?僕はNoだと思うんです。確かに武尊という貴重な環境でみんなでやるプログラムは中々得がたいでしょう。ですが僕らがしていいことは提案と声掛けで、どんなに良い物でも強いることではないと思うんです。これは日常的に言えることではないのかもしれません。ですがたった一夏3泊4日の体験です。どれだけ気持ちよく過ごして、どれだけの笑顔と良い思い出だけを持って帰ることが出来るのか。そこに一番の思いを傾けるなら、時には何もしないで傍らでギターを弾きながら歌っているのもキャンパー ズベストなのかもしれないと、そう思えるようなBキャンプでした。ですがやはりバッチリ楽しんでしまうのも朝日キャンプです!!とにかく今回の班の子たちは良く食べました。夕飯のおかわりは当たり前。山へのハイキングでいい空気をたっぷり吸って食べたお弁当では自分の分では足りなくてリーダーがおにぎりを分けてあげるほどでした。そしてハイキングでたっぷり汗をかいたその後のドラム缶風呂ではO君が最高の笑顔を見せてくれました。キャンプファイアーにいたっては始めから終わりまで常に最高潮のようなテンション。他にもシャボン玉をやったり、ギターを練習したりとそれぞれの子がそれぞれに最高の笑顔を見せてくれた瞬間がありました。
【Cキャンプ】
次なるCキャンプは今年の武尊で最後のキャンプです。2泊3日とA・Bに比べて1日短く、本当にあっという間のキャンプでした。テーマは「熱く・厚く・アツく!!!」そして全員が高校2年生以上というお兄さん班でした。ということで同じ班になったリーダーの雪舟と打ち合わせて「とにかく出来るだけたくさん歩こう」というコンセプトでCキャンプに臨みました。さて2日目のハイキングを迎え歩き始めましたが、ペースの違いがあるのでみんなが気持ち良く歩くために班を2つに分けることにしました。そこで先行はM君と僕で、K君・M君・N君と雪舟に班付きリーダーのせわたとおかめが後から来るという形になりました。僕たち先行隊の目標は花咲湿原と決め、そこまで行って戻る途中でみんなと合流してお弁当を食べようと計画しました。さて改めて出発となり歩きやすいようにとM君を前にして歩いたのですが、この後が大変でした。M君は恐ろしい程のペースで歩き続け、僕の方が付いて行くのがやっとという状況・・。改めて「高校生の体力恐るべし・・・。」といった感じでした。ですがそのハイペースのおかげで調度川沿いでお弁当を広げているみんなと合流でき、計画通りにみんなでおいしくお弁当を食べることが出来ました。M君に感謝w。夜のキャンプではアブラハムで大いに盛り上がり、翌日の川遊びでは川に手を入れてみたり、土手に寝転んで昼寝をしたり、シャボン玉をしたり、歌に合わせて踊ったりとそれぞれに川を満喫していたようでした。みんなでやった西瓜割りでは割れはしなかったもののN君の振り下ろした棒がみごと西瓜の真ん中に命中して、きょとんとする本人を前に僕らが大喜びしてしまいました。本当にあっという間でしたがしっかりと「熱く・厚く・アツく!!!」過ごせたのではないかと思います。
【後ワーク】
お世話になった武尊の片付けと卒業生の送り出しを兼ねた後ワーク。着いた早々大雨にみまわれ「ついてないな〜。」と思いましたが屋根の下でのキャンプファイアーの後、外へ出ると雲はすっかりどこかへ消えて満天の星空が広がっていました。神様も粋なことをするもんです。武尊から卒業生への最高のプレゼントだったと思います。
【海キャンプ】
最後は海キャンプ。千葉県の保田で行われましたが、なんと今年からスタートした新しいキャンプ。この夏最後のキャンプにして初めてFSとして参加しました。FSはとにかく裏方。スタンツと呼ばれる出し物以外でやたらと目立つことは御法度です。しかし目の前に広がるのは海!!「やっぱり海が好き!!!」な僕ははしゃぎたい衝動を抑えてキャンパーの前では「空気になれ!!俺はその辺に転がってるワ カメと同じなんだ!!浜辺に打ち上げられたクラゲなんだ!!」と自分に言い聞かせていました。だからといってFSになって思ったことは決して「つまらない」ということではありません。むしろ自分たちがキャンプを支えているんだという不思議な高揚感と充実感で、キャンパーの笑顔をGSとはまた違った角度で見られることも喜びでした。
全てのキャンプを終えて、朝日キャンプで初めての夏を過ごした僕がまず思うのは「ここはとてもいいところだ。」ということです。誰かに対するときの優しさと、自分たちを省みる厳しさと、常にある笑いと、無条件の感動と。全てがありました。僕たちに出来る最高のキャンパーズファーストはこの雰囲気を守ること。それを朝日キャンプが求められる理由にし続けること。そんな風に思います。今年はこれ異常ないというくらい天気にも恵まれてまさに最高だったのではないかと思います。参加してくれたキャンパーのみんなと、つたない自分に色々教えてくれた全てのリーダーに感謝です。
(宝 山)
全体のマネージメントを通じて
はじめに今年のキャンプのディレクターの紹介をします。
<1>8月5日〜8月8日 Aキャンプ
プログラムディレクター(以下PD) ガリ(40期)
ライフマネージャー(以下LM) だぁつ(40期)
キッチンキーパー(以下KK) たけし(41期)
<2>8月11日〜8月14日 Bキャンプ
PD おかめ(40期)
LM ぼたもち(40期)
KK のりすけ(41期)
<3>8月18日〜8月20日 Cキャンプ
PD ギブス(40期)
LM 男爵(40期)
KK ハバネロ(41期)
<4>8月21日22日 後ワーク
PD ナポレオン(41期)
LM ハバネロ(41期)
<5>8月27日〜8月29日 海キャンプ
PD ぼたもち(40期)
LM いもこ(40期)
PDはキャンプのテーマを考えたり、各班のグループスタッフ(以下GS)やLMと話し合いキャンプのプログラムを考えたりします。
LMはキャンプ中に裏方として動いてくれるフリースタッフ(以下FS)のまとめ役です。
KKは食事の配膳の指示や炊事場の管理をします。
後ワークはキャンプ場で使用した物品や倉庫の整理整頓をするキャンプです。
彼らのおかげで今年の夏は安全に楽しくキャンプすることができました。ありがとう!
次に自分の参加したキャンプについて報告します。
私は今回ディレクターではなく、全キャンプで班での代表であるグループチーフ(以下GC)をさせていただきました。仕事内容は受け持つ班のキャンパーの親御さんとプレキャンプで面談をしたり、一緒に組むGSとプログラム内容を話し合ったりします。
【Aキャンプ】
Aキャンプは中高生のキャンパー5人の班です。GSは42期の小銭とランナーでし た。年齢が比較的高い班だったので様々なプログラムに挑戦しました。みんなで焼きそばを作ったり、ゼリーを作ったり、川遊びをしたり、田代湿原でオコジョの巣を見つけたり、ドラム缶風呂に入ったりとにかく色んなことに挑戦しました。
そして何よりも楽しかったのは、PDガリの考えた「朝日を見る」プログラムです。
みんなで早起きをして朝日を見ました。このプログラムが唯一班全員で参加できたプログラムでした。きっと自分はキャンパー以上に感動していました。
このキャンプでは初キャンプのリーダー二人と班を組んだのですが、とても頼りになる二人でした。ありがとう。リーダーのオールド・フレッシュという壁もキャンパーとの距離も感じることがなかったので兄弟で夏休みを過ごしている、そんなキャンプだったように思います。
【Bキャンプ】
Bキャンプは高校生のキャンパー5人の班です。GSは42期のアラーキーでした。
最高齢の班だったので、大人の対応・今までにないプログラムを目標にしました。
自炊をするときには、薪を割ったり組んだり、野菜を切ったり、炒めたりとほとんどキャンパーがやりました。食事の配膳や片付けなども自分達でできるように心がけました。
テントを建てる作業もキャンパーと一緒にやり、一日目の夜に泊まりました。
3日目には早起きをして、現地のガイドさんやOBG・事務局の方々とともに山頂を目指して登山をしました。山頂までは行けませんでしたが、あと30分ないくらいのところまでたどり着くことができました。普段ハイキングで登るところまでとは違い周りが開けていてとても景色が良かったです。
自分達の班のためだけに早起きをしてくれたPDおかめLMぼたもちFSのみんなに感謝しています。特にPDおかめ山頂を目指すことを了解してくれてありがとう。
今までにはなかなかないキャンパーとの関わり方をしたのでとても新鮮で楽しいキャンプでした。
【Cキャンプ】
CキャンプはA・Bキャンプとは正反対の小学生のキャンパー4人の班です。
GSは41期のナポレオン、41期のたくあんと組みました。初参加のキャンパーが3人いたためどのようにキャンプに慣れてもらうか、楽しんでもらうか悩みました。しかし、その心配は一緒に組んだGSやキャンパーによって解消されました。
みんな自分なりの参加の仕方でプログラムを楽しんでくれました。特にドラム缶風呂は全員が入ることができとても気持ち良さそうでした。
一日目にみんなで作った班の旗の出来栄えがとても素晴らしく、GSの所有物にしてしまうのがもったいなかったので、キャンプ場に飾ってもらえるように寄付をしました。
【後ワーク】
41期が中心となり武尊の倉庫や物品を整理しました。
夜には卒業生とともに武尊最後のキャンプファイヤーをしました。今年卒業してしまうぼたもちと火の体操(トワリング)を一緒にすることができてうれしかったです。ワーク中はずっと雨が降っていたのに、キャンプファイヤーの終わりごろには星が見られるくらい晴れていました。今年はとても天候に恵まれた年でした。武尊山とキャンプ場の職員さんたちに感謝しています。ありがとうございました。
【海キャンプ】
新たな場所でのキャンプということもあり、始めるにあたって様々な困難がありました。
アイディアを出したときに快く了解をしてくれて、PDも引き受けてくれたぼたもちに感謝しています。何度も二人で保田を調査しに行きました。(計6回)
自分達の活動の場が増え、キャンパーの選択肢が増えたことはとてもよいことだと思います。自分自身まだまだ海のスキルは未熟ですが、今年安全にキャンプをすることができたことをバネにして今後の海のキャンプをより質が高く安全なものにしたいと思いました。
海のキャンプは高校生〜社会人のキャンパーの班になりました。
海遊びを中心にカニやヤドカリを探したり、から揚げを作ったりしました。
全てのキャンプに共通して言える感想は、3年間やってきた経験がみんなで楽しむためにとても役立ち達成感があったということです。まだまだ未熟ですが、1年目の頃よりも引き出しが増え様々な関わり方を工夫してすることができました。音楽(ギター)を通してコミュニケーションをとったり、声の強弱や言 い方などを工夫したり、キャンパーを観察しペースを考えたりと様々なことを考えることができました。来年はもっと様々なことを考えられるようになりたいです。
今年も昨年同様運営という立場で年間のマネージメントをしていました。全てのキャンプが無事に終了したことがとてもうれしいです。また、今年のキャンプの経験を糧に来年もより価値のある活動をしていきたいと考えています。
「NPO法人朝日キャンプ」を支援してくださっている全ての方々に感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございます。自分達がキャンパーと楽しく夏を過ごせるのは皆様のおかげです。これからもよろしくお願いします。
(おにゅう)
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